新設:2018-12-19
更新:2022-11-13
鎧の渡し跡
撮影:2018-03-16
「鎧の渡し跡」・同案内板(南詰西)
日本橋兜町1-2の東隣
鎧の渡し跡(西詰北)案内板に記された
『江戸名所図会』(中央区立郷土天文館所蔵)
案内板 (中央区教育委員会案内板)
鎧(よろい)の渡し跡
所在地 中央区日本橋小網町8・9番
中央区日本橋茅場町1丁目1番・日本橋兜町1番
鎧の渡しは、日本橋川に通されていた小網町と茅場町との間の船渡しです。古くは延宝7年(1679)の絵図にその名が見られ、その後の絵図や地誌類にも多く記されています。
伝説によると、かってこの付近には大河があり、平安時代の永承年間(1046~53)に源義家が奥州平定の途中、ここで暴風・逆浪にあい、その船が沈まんとしたため、鎧一領を海中に投じて龍神に祈りを奉げたところ、無事に渡ることができたため、以来ここを「鎧が淵」と呼んだと言われています。また、平将門が兜と鎧を納めたところとも伝えられています。
この渡しは、明治5年(1872)に鎧橋が架けられたことによりなくなりますが、江戸時代に通されていた渡しの風景は『江戸名所図絵』などに描かれており、また俳句や狂歌等にも詠まれています。
縁日に 買うてぞ帰る おもだかも
逆さにうつる 鎧のわたし
和朝亭 国盛
平成20年3月
中央区教育委員会
補 足
東京証券取引所前の「平成通り」を北に向かうと 直ぐに 日本橋川に架かる「鎧橋」があり、鎧橋を渡ると日本橋小網町となる
参考Webサイト
名所江戸百景 鎧の渡し 小網町 大江戸データベース 東京都立図書館サイト
名所江戸百景043 くずし字見ながら歴史散歩サイト
『江戸・東京の川=中央区の川』(一)~(十) 中央区立京橋図書館「郷土室だより」