新設:2018-12-19
更新:2022-11-13
由緒・沿革
撮影:2018-12-08
名 称
船江神社
所在地
東京都墨田区東駒形1-18-10
創 建
元慶元年(877)
御祭神
天照皇大神
名称変更
初め 朝日神明社(本所大神宮) 後 天祖神社 明治維新後 船江神社と改めた
移 転
昭和5年(1930) 現東駒形2丁目(旧本所表町)から 現在地に遷座(移転)
案内板 (船江神社総代会案内板)
船江神社御由緒
東京都墨田区東駒形1丁目18番10号
船江神社の草創は 今より1120余年の昔 平安期 陽成天皇の御宇元慶丁酉年(877) 御祭神は天照皇大神を奉祀す
その御由緒を記すれば 往古本所の郷人あまた夢にみるよう伊勢大神宮 虚空を駆りて飛来り給ひ 虚空のあひだには又 大光明輝き光り そのうちに気高く微妙なる御声ありて
我此土安隠天人常充満という法華経寿量品の文を唱へ われはこれ 伊勢の神明にておはします と見て郷中の人互いに語り合わするにすこしも違わず 誠に奇特の御事也とて軈て宮所をかまへ伊勢大神宮を勧請し奉りけり。神明なお佛法を尊み給ひ
本地和光の内證を示し給ふもの也
それより北のかた星霜うつり年月かさぬと雖も 古にし昔のあと絶えず 利生あらたかに在わしますこと掌をさすが如くなり
あまてらす神のめぐみのかはらねば
ここも五十鈴の本所なりけり と傳わる
船江神社は 初め朝日神明社と称し 本所表町(現東駒形2丁目)に在り 本所大神宮とて お伊勢参りが一生の念願たりしその昔 このお社に参拝することにて同じ神徳を授けられると
厚い信仰を受け 後 天祖神社と称え 幕府御船手奉行 向井将監などの人々が船の安全を祈願したといわれる
明治維新後 神名改め 里俗に船江神社と称するを以て 今は之を神名とせり
関東大震災後の帝都復興計画の一環としての区画整理に伴い 昭和5年 現在地 東駒形1丁目に遷座せられたり 昔は御大祭は 5月21日なり
船江神社総代会
平成12年庚辰年5月吉日建立
補 足
由緒案内板に 幕府御船手奉行 向井将監などの人々が船の安全を祈願したといわれると 記されている
参考Webサイト
船江神社|墨田区東駒形の神社 猫の足あとサイト